「何がダサいを決めるのか」平芳裕子著
「何がダサいを決めるのか」平芳裕子著
ファッションの世界では、格好の良いこと、最新の流行であることに価値がある。一方、SNS上では、年齢に合わない格好をする人々を「パーカおじさん」や「カジュアルおばさん」と称してダメ出しがされる。
なぜある服が「おしゃれ」とみなされたり、「ダサい」とけなされたりするのか。「パーカおじさん」や「カジュアルおばさん」はファッションと年齢の関係をめぐって、さまざまな問題を浮き彫りにするという。
本書は、そんなパーカやスーツなど身近な服装を取り上げながら、服装を取り巻く慣習の由来や社会的な意味づけを考察。服装の成り立ちや発展の理由を知ることで「ダサい」や「ふさわしい」という服装をめぐる価値判断がどのような状況で形作られていくのかを明らかにしていく。
(ポプラ社 1078円)


















