暴君トランプがサッカーW杯を貶め五輪も破壊へ…スポーツを愚弄する“3枚のイエローカード”
「前代未聞、スポーツを愚弄する暴挙です」
のっけからこう憤るのは、五輪アナリストの春日良一氏。開催中のサッカー北中米W杯でレッドカードを受けた米国代表FWの処分に同国のドナルド・トランプ大統領が介入したことに、
「スポーツへの明らかな政治介入。自国の勝利のために権力を行使して、ルールをねじ曲げる。あってはならない行為で、2028年のロサンゼルス五輪にも波及するのではないか。IOC(国際オリンピック委員会)が“開催の資格なし”と判断してもおかしくない事案だと思います」
と、言うのだ。
日本時間2日の決勝トーナメント1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、米国代表FWフォラリン・バログンがレッドカードをもらい、一発退場。接触プレーの際にバログンがスパイクの裏で相手選手の足首を削った場面は、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)判定で危険なファウルと判断され、FIFA規律委員会から4万ドル(約647万円)の罰金と1試合の出場停止処分が科された。
「それが、覆されたのです。現地5日にFIFA(国際サッカー連盟)が突然、米国のエース・バログンの出場停止処分を1年間猶予すると発表。その裏で、トランプが試合後にFIFAのインファンティーノ会長に直接電話をかけ、処分の見直しを求めていたことが発覚した。しかも、トランプはスポーツの破壊行為を恥じるどころか、自身のSNSに<見直しを求めた。正しい判断をしたFIFAに感謝する!>と自らの介入を認め、成果を誇示するような投稿をした。結果、日本時間7日のベルギー戦に出場したバログンはノーゴールに終わり、試合も1-4で敗れた。もちろん、負けたから許されるものではない。トランプは“何をすべきかは指示していない”、インファンティーノも“FIFAの司法機関は自律的に運営されている”と処分変更のプロセスについての疑惑を否定しているものの、以前から2人の親密ぶりは問題視されていました」(現地特派員)
元FIFA職員でブラジル人ジャーナリストのリカルド・セティオン氏によれば、
「2018年以降、トランプとインファンティーノの公式会談は6回記録され、25年になって関係が緊密になった。あまり知られていないが、インファンティーノは24年末に米国へ居住地を移した。それもフロリダ州にあるトランプの邸宅のすぐ近くです。インファンティーノはニューヨークのトランプタワーにFIFAの事務所を開設することを発表しています」
と、いうから“癒着”を疑われても仕方があるまい。


















