「教養としての新宿・歌舞伎町」久田将義著

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「教養としての新宿・歌舞伎町」久田将義著

 日本一の繁華街・歌舞伎町を裏で仕切るヤクザたちの声に耳を傾けながら、日本の縮図ともいえるこの街の今を描き出すルポルタージュ。

 人々を引き付ける歌舞伎町の磁場を構成する「住民代表」のひとりが「立ちんぼ」だ。立ちんぼは以前からも歌舞伎町にいたが、その多くは海外からの女性だった。その面倒を見ていたのがアウトローたちだったが、暴力団排除条例施行(2011年)後は、遊び代やホストへの売り掛けを払うために日本人が立つようになったという。現役ヤクザや女性たちへのインタビューで、現在の状況を聞き出す。

 以降、歌舞伎町のもうひとつの名物・トー横やホスト、スカウト・キャッチなど、街の歴史をさかのぼりながら歌舞伎町の裏の顔に迫る。

(朝日新聞出版 957円)

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