佐藤隆太がCM自主降板で業界注目…どうなる？ ビッグモーターへの損害賠償請求の行方

佐藤隆太（Ｃ）日刊ゲンダイ

　俳優の佐藤隆太（43）が6年間にわたり出演していた“♪車を売るならビッグモーター”でお馴染みの「ビッグモーター」のCMを自主降板した。同社の会社ぐるみの保険金詐欺事件が明らかになり、これ以上、出演し続けることはタレント生命をも危うくしかねないと判断したからだという。

「同社の不正手口はかなり悪質です。応対した従業員がドライバーやサンドペーパー、挙げ句は鉄パイプで叩いたり、ゴルフボールをストッキングに包んで車のボンネットに振り落とすなどやりたい放題だった。結果的に計1200件以上の自動車保険の保険金を水増し請求していたんです。現時点において判明している被害額は5000万円を下りません」（全国紙社会部記者）

　CMの印象は強く、佐藤はまさに同社の顔となっていた。

「あのCMを見て同社に車を持ち込んだり、購入した顧客はかなりいたわけです。佐藤は、結果的に同社の詐欺事件の片棒を担いだと見られてしまっても仕方ありません」（同前）

　しかし契約解除のネックになったのがタレントサイドが圧倒的に不利になっている出演契約書だったという。