早すぎる反省は成長につながらない…正しい学習を妨げる
もっとこうすればよかった──。何かに挑戦するときや、新しいことを学ぼうとしたとき、後悔はつきものです。皆さんは、後悔が頭をよぎるのは、どんな瞬間でしょうか? やり始めて間もない頃か、それとも一通りやってみた結果、後悔に至るのか。スタンフォード大学のペトロヴァらは、そんな後悔のタイミングに関する興味深い研究(2025年)をしています。
ペトロヴァらは、新しいことを学ぶときに「いつ後悔を感じるか」が、その後の学習の成績にどう影響するかを調べるために、被験者に「果物狩りゲーム」という、3本の木からどれか1本を選んで果物を収穫するゲームをしてもらいました。
このゲームは、木によって熟した果物(+1点)が出る確率が異なり、参加者はゲームを進めるうちに、どの木が良いか(報酬確率が高いか)を学んでいくというものでした。その際、被験者を次の3つのグループに分けました。
①コントロールグループ:後悔について何も聞かれない。
②「早期後悔」グループ:ゲームの最初の30回で、失敗(0点)するたびに後悔の気持ちを報告するよう求められる。


















