エビアン選手権9日開幕 “メジャーに強い”渋野日向子は「フルスイング封印」で苦手コース攻略へ
女子の海外メジャー第4戦のエビアン選手権(フランス・エビアンリゾートGC=6479ヤード・パー71)が9日に開幕する。
日本勢は過去最多の16人が出場するが、やっぱり気になるのは渋野日向子(27)だ。「普段はダメでもメジャーになると強い」と言われるように、今季も序盤は4試合連続で予選を通らず、復調の兆しが見えぬまま迎えた6月の全米女子オープンは2日目まで首位を争っての17位。3週間後の全米女子プロ選手権も予選を通り4日間プレーして64位だった。
ファンの期待もふくらむが、「メジャーに強い」といわれる渋野も、今大会だけはベスト10入りがなく、過去4回は2度の予選落ちと50位以下だ。
「この会場は渋野には向かないのです」と言うのは、並木俊明プロだ。
「山に囲まれ、周囲にレマン湖がある景観のすばらしいリゾートコースですが、フェアウエーは湖に向かってきつい傾斜があり、つま先下がりや左足上がりなど、平らなところがないに等しい。その上、ホールにアップダウンもあるので傾斜地からピンまでの距離感も難しい。国内には多いコースですから、日本選手は慣れているのでそれほど嫌なイメージはないはずです。2年前にショットメーカーの古江彩佳(26)が優勝したのも不思議ではない。だが、渋野はドローを意識して低いトップからアッパーぎみに打っていたので、傾斜地からのショットはダフりや引っかけなどのミスが多かった。おそらく本人は苦手意識があるはずです」
その渋野は最近、フェードボールも打つようになった。ならば、傾斜地からでもボールがつかまるのではないか。
前出の並木プロがいう。
「スイングは大きく変わっていない。全米女子プロのときも、左へひっかかるショットが多かった。まだ、スイングに不安があると思う。エビアンのコースは飛ばす必要はないので、ティーショットはラフまで行かぬよう傾斜に合わせてフェアウエーに置き、2打目はフルスイングせず、ラインを出すようにスリークウォータ-ショットを多用するべきです」
過去4大会は初日にアンダーパーを出したことはない。フルスイングせずに好スタートを切りたい。


















