横山裕は弟の児童養護施設在籍をカミングアウト…芸能界には“複雑な生い立ち”がなぜ多いのか
一方で、昨年のチャリティーランナーを務めたやす子(26)もまた、18歳まで経済的な理由から児童養護施設にいたことを明らかにしていた。
しかし、チャリティーのためとは言え、炎天下でのマラソンの危険性や複雑な生い立ちをカミングアウトして感動を誘い、募金を集める手法には、SNS上で疑問の声も少なくない。さる放送関係者はこう話す。
「やす子、横山と、ここ2年は『児童養護施設』がキーワードになっていた。それはその前のEXIT兼近大樹の“ヤンチャな過去との決別”、ヒロミの“家族愛”、そして歴代のランナーに比べて明らかに一線を画している。こうした世界に関心を持ってもらうのには効果はあるかも知れませんが、不遇な生い立ちの芸能人を出す流れになっているように見えます」
確かに、複雑な家庭環境や不遇な生い立ちをつまびらかにすることに違和感を覚える芸能人はいるだろう。
「確かに芸能人は、そういう面での苦労人は少なくないですからね。元AKB48仲川遥香や、歌手の小柳ゆき、ダイヤモンド☆ユカイ、坂上忍なども期間の差こそあれ、児童養護施設に世話になったことを著書やインタビュー、テレビ番組で語っています」(前同)