未成年アイドルにわいせつ行為…所属事務所代表「真剣交際だった」の供述に見え隠れする芸能界の闇
■「断ったらアイドル続けられない」と苦しんだ女性の痛々しい胸中…
日テレNEWSは女性が警視庁を訪れた際、「ホテルに誘われるのがつらくて精神的に参ってしまった」などと苦しい胸の内を訴えつつ、アイドル活動と天秤にかけ「断ったらアイドルを続けられない」といった悲痛な思いを語ったと伝えている。
「力関係や立場の不均衡を利用した性的搾取とみられ、故ジャニー喜多川氏らジャニーズ事件と同じ構図です。しかし、鳥丸容疑者の事務所HPでは、現在も新アイドルグループのオーディションを募り、育成プロジェクト始動をPRしていたりします。『真剣な交際のつもり』だったと供述通りに思っていたのでしょうか、そう裁判でも主張するのでしょうか」(同)
そのあたりが「闇」とされるところだろう。某芸能プロ社長が言う。
「今は芸能界に通じていなくても、芸能プロを立ち上げる向きが一定数います。SNSでスカウトすれば、ある程度、タレント志望者を集めることができますし、小劇場やライブハウスでイベントを開催することもできる。芸能界を夢見る若者は昔も今も常にいますが、中年になった男性がそんな女の子を応援するだけでは飽き足らず、青春の夢をかなえたいと動き出すパターンも少なくありません。今回の事務所のことは分かりませんけれども」