生成AIに健康相談…専門知識がなければ正解はネット検索以下?
身近な疑問や質問に対して、的確な返答を瞬時に出力する生成AIは、医師国家試験に合格できるほど高い知識水準を有しています。そのため、医療分野においても、生成AIの活用に大きな注目が集まっています。
一方で、AIがどれだけ正しい医学知識を有していたとしても、人間が出す指示が的外れであったり、AIの提案を正しく解釈できなかったりするのであれば、医療分野におけるAIの活用は難しいかもしれません。
そのような中、専門知識を有さない一般の人を対象に、生成AIを使うことで正しい病名や対処法を特定できるかどうかを検証した研究論文が、「ネイチャー・メディシン」という医学誌の電子版に2026年2月9日付で掲載されました。
英国で実施されたこの研究には、18歳以上の1298人が参加しました。
被験者に対して、激しい頭痛、突然の呼吸困難や胸の痛み、食後の腹痛など、日常生活で生じ得る10種類の健康問題が仮想シナリオとして提示されています。
被験者はまた、生成AI(ChatGPTなど)の支援を受けて健康問題を解決する群と、インターネット検索などの一般的な情報収集で健康問題を解決する群にランダムに振り分けられ、特定された病名や対処法の正しさが比較されました。


















