著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

生成AIに健康相談…専門知識がなければ正解はネット検索以下?

公開日: 更新日:

 身近な疑問や質問に対して、的確な返答を瞬時に出力する生成AIは、医師国家試験に合格できるほど高い知識水準を有しています。そのため、医療分野においても、生成AIの活用に大きな注目が集まっています。

 一方で、AIがどれだけ正しい医学知識を有していたとしても、人間が出す指示が的外れであったり、AIの提案を正しく解釈できなかったりするのであれば、医療分野におけるAIの活用は難しいかもしれません。

 そのような中、専門知識を有さない一般の人を対象に、生成AIを使うことで正しい病名や対処法を特定できるかどうかを検証した研究論文が、「ネイチャー・メディシン」という医学誌の電子版に2026年2月9日付で掲載されました。

 英国で実施されたこの研究には、18歳以上の1298人が参加しました。

 被験者に対して、激しい頭痛、突然の呼吸困難や胸の痛み、食後の腹痛など、日常生活で生じ得る10種類の健康問題が仮想シナリオとして提示されています。

 被験者はまた、生成AI(ChatGPTなど)の支援を受けて健康問題を解決する群と、インターネット検索などの一般的な情報収集で健康問題を解決する群にランダムに振り分けられ、特定された病名や対処法の正しさが比較されました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  2. 2

    八村塁の「レイカーズ電撃復帰」に現実味 2兆円新オーナー誕生でドンチッチとのコンビ復活へ

  3. 3

    榊英雄が2審も懲役8年…昔と違って、一度の過ちも許されない時代に

  4. 4

    東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

  5. 5

    高市首相がキーパーソン片山財務相“切り捨て”画策…内閣改造・党役員人事「もう1つの焦点」に

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    福岡県議会の「政治とカネ」疑惑が拡大 永田町に“飛び火”で自民党議員が戦々恐々

  3. 8

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  4. 9

    霞ケ浦“春高バレー指揮官”高橋監督「今から他競技でも県ベスト8は狙えます。部活動の指導は組織づくり」

  5. 10

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”