英リサイクル店に寄附された物の中に…50年遅れの図書館本が発見される!
こういうのを「Better late than never(遅れてもやらないよりまし)」というのかな。英ウェストヨークシャー州リーズ市の中央図書館に先日、100キロほど離れたリサイクルショップの従業員から連絡があった。なんと店に寄付された物の中に約50年前の1976年3月22日が返却期限の同図書館の本が入っていたというのだ。
発見されたのは、化石研究の草分けとして知られる英国の聖職者ウィリアム・バックランド師の「地質学と鉱物学」の第1巻と第2巻。1836年に執筆されたもので、古代の化石や先史時代の生物を描いた詳細な挿絵が多数含まれており、当時、科学者たちが化石の起源を研究し始めていた時期の貴重な資料となっている。
写真(リーズ市の公式サイトから)は返却された本を披露する同図書館の特別コレクション司書アントニー・ラムさん。
別の司書のサリー・ヒューズさんは「これほど美しい本が何年もの時を経てこんな意外な場所に現れたとは大きな驚きでした。半世紀遅れではありますが、無事に図書館に帰ってきてくれてうれしいです。誰が借りてなぜ返さなかったのかは永遠に分からないでしょう」と語った。
ちなみにリーズ市は2019年に返却遅延の罰金を廃止しており、今回も罰金は科されないそうだ。
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