アカデミー賞長編アニメーション部門で注目「アメリと雨の物語」が描くニッポンカルチャー
3月15日(現地時間)に結果が発表されるアメリカの第98回アカデミー賞。その長編アニメーション部門にはピクサー社の「星つなぎのエリオ」、ウォルトディズニー社の「ズートピア2」に加え、第83回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞やアニー賞の長編作品賞など10部門を受賞した「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」、アニー賞の長編インディペンデント作品賞やアヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門で最高賞のクリスタル賞を受賞した「ARCOアルコ」(日本公開は4月24日)などがノミネートされている。下馬評では劇中歌「ゴールデン」が全米で大ヒットした、Netflix配給の「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」が大本命だが、ここではもう1本のノミネート作品、「アメリと雨の物語」(日本公開は3月20日)に注目したい。
この作品はアヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞していて、ゴールデングローブ賞のアニメ映画賞やアニー賞の長編作品部門で7部門にノミネートされた、フランス製のアニメーション映画である。神戸生まれの作家アメリ・ノートンの自伝的小説『チューブな形而上学』を原作に、マイリス・ヴァラードとリアン=チョー・ハンの監督コンビが、1960年代の神戸を舞台にベルギー人外交官一家の日本滞在記を、幼女アメリの視点から描いたものだ。


















