やっぱり7回制に異議あり!(上) 高野連が「働き方改革」を持ち出す圧倒的違和感
3月19日に開幕する春のセンバツへ向けて調整を進めながらも、胸の奥には拭い切れないモヤモヤとした感情があります。「高校野球は2028年春から7回制を導入か」といった、あたかもそれが既定路線であるかのような報道を目にするようになったからです。
ちょうど1年前の当コラムでも7回制について触れ、「それだけはやめてほしい」と申し上げました。当時、私が挙げた理由は次の3点です。
・高校野球の醍醐味は七回、八回、九回に凝縮されている。
・選手の出場機会も限られてしまう。
・高校球児で大学野球に進むのは2割未満。9回制を経験できないままユニホームを脱ぐ選手が量産されてしまう。
これらを踏まえ、野球の未来を狭めかねないと危惧しました。その考えは一貫して今も変わっていません。大阪桐蔭の西谷浩一監督(写真)もメディアを通して「議論の余地もなく、まったく反対。あり得ないし、間違っている」と訴えています。
高野連公表のアンケート結果によれば、加盟校のうち「賛成」は20.8%、「反対」は70.1%。このような状況でなぜ7回制導入の機運が高まっているのでしょうか。正直、腑に落ちません。


















