「ミライon図書館」(長崎県大村市)南蛮文化やキリシタン資料が充実した「造船所」
夜は書架の上の間接ライトがともり、ライトアップされる
1階は子供向け図書、3階は一般図書を配架しており、いずれも県産木材で出来た棚が並ぶ。2階は学習スペース、4階も閲覧スペースがあり、総席数はなんと550。その多くが窓に面して配置されているので、読書と景色が楽しめるのも大きな特徴だ。3階にある大村市の郷土資料コーナーには、長崎県や大村市に関する資料が揃う。
「長崎といえば、長崎市や出島などをイメージされる方が多いと思いますが、ここ大村市は日本初のキリシタン大名で南蛮貿易の拠点・長崎港を開港した大村純忠が治めた地です。書架には大村純忠や、彼が派遣した天正遣欧少年使節団に関する書籍、また1階には、『大村市歴史資料館』があり、大村藩や長崎に伝わった南蛮文化やキリシタンなどの資料が充実しています」(加藤館長)
1階にはカフェ、飲食自由のギャラリーがある。2~4階の図書館内は、蓋つきの飲み物なら持ち込み可。
「私のお勧めは、階下が見下ろせる4階の壁際の閲覧スペースと夜の館内。書架の上の間接ライトがともり、ライトアップされ“映え”るんですよ」
●住所 長崎県大村市東本町481(℡0957-48-7700)
●開館時間 午前10時~午後8時、土日祝は~午後6時まで(休館日は毎週月曜、祝日にあたる場合はその翌日。年末年始、特別整理期間)
●アクセス JR大村線大村駅下車徒歩3分


















