SHINDO YARDS 図書館 BOOKMARK STORAGE(三重県・伊賀市)「貸し出さない」から本と出会える

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 2023年11月に開館し、JR関西本線の新堂駅に隣接。シックなたたずまいは周囲の風景に溶け込んでいる。

「BOOKMARK STORAGE」と名付けられた図書館を開設したのは工作機械の世界的大手、DMG森精機株式会社。同社の総務部伊賀福利厚生グループ、中西信夫さんは運営の経緯をこう説明する。

「弊社は事業所のある伊賀市と地元地域と協定を結んでおり、かねて周辺エリアの整備などを行っていました。そして2年前に、地元住民の利便性向上や地域の教育や文化の発展に寄与したいと考え、市役所支所・金融機関と共にカフェやギャラリーも併設した図書館が並ぶ、複合施設『SHINDO YARDS』を建設しました」

 同社と伊賀市が共同運営する図書館「BOOKMARK STORAGE」の蔵書数は約2万冊。半分は、伊賀市の所蔵。もう半分はDMG森精機が新しく購入したもの。

「伊賀市の蔵書は新刊を含む一般書を中心に、地元の歴史・郷土に関する図書や、小さなお子さま向けの大型絵本や紙芝居などです。一方、弊社の蔵書は工作機械をはじめ、芸術、音楽、ワイン、海洋、スポーツなどで、当社が特に力を入れている取り組みに関する書籍を集めています。『本に出会う図書館』をコンセプトに、貸し出しは行わず、施設内のみでの閲覧としているのは理由があります。個人では入手しづらい高価な書籍や専門書、洋書などを保有していますが、学生の新たな知識との出会いや、子供たちの創造力・好奇心を刺激する機会が、貸し出しを行わないことで、いつ来ても生まれることを目指しています。最大で3万冊展示が可能なので、今後もさまざまな本を増やしていく予定です」(同)

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