冬の寒さ対策が健康を守る【食事】羊肉は“食べるストーブ”…体を温めヤル気もアップ
中医学では、この世にあるすべてのものは陰と陽のものに分かれるという考え方「陰陽学説」がある。食材も、陰、陽、そのどちらでもない中庸に分かれる。薬膳アテンダントで国際中医薬膳師の池田陽子さんが言う。
「陽の食材は体を温め、陰の食材は体を冷やします。陽の食材が不足すると、気力が湧かない、動きたくない、疲れやすい、冷えるといった傾向が表れます。一方、陰の食材が足りないと、怒りっぽい、落ち着きがない、のぼせるといった症状が見られます」
つまり、体を温めるための陽の食材を意識して取れば、やる気向上にもつながるのだ。
さまざまある陽の食材の中で、池田さんがおすすめするのが羊肉。薬膳の考えが日常に根付いている中国では、羊肉は寒さを乗り越える冬の定番料理となっている。
「羊肉は肉の中で最も体を温める効能が高く、“食べるストーブ”と言いたいです。人間のエネルギー源である『気』を補い、滋養強壮にも優れています。また、『血』を補う作用があり、めまい、立ちくらみなどの改善にもおすすめです。さらには老化をつかさどる臓器である『腎』の働きも高め、加齢によるトラブル全般に役立ちます」(池田さん=以下同)


















