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英断に喝采 ローマ初の女性市長が五輪招致を“取り下げ”

 今年6月、ローマ初の女性市長となったビルジニア・ラッジ氏(38)の英断にローマ市民から拍手喝采が起きている。イタリアは2024年夏の五輪招致を目指してきたが、今月21日、招致反対の立場を鮮明にした。ラッジ氏は会見で、五輪開催には税金が使われ「市民や国民の借金を増やすことになる」と指摘。

「スポーツを市内に大量のセメントを流し込む理由にしたくない」と説明した。ローマは近く正式に立候補を取り下げる見通し。

 ローマ在住のフリーライター・田島麻美氏が言う。

「市民は賛成、反対で真っ二つに分かれましたが、私の周りは軒並み『反対』でした。ラッジ市長が説明するように、『1960年のローマ五輪の借金がまだ残っているのに、これ以上借金を重ねてどうするんだ!』というのが一番の理由です。ほかには『交通渋滞も激しく、ただでさえ混乱している街に、これ以上混乱の種を持ち込まれるのはまっぴら』という意見、『五輪で建設される施設は市民の生活と無縁のものばかり。それなのにまた税金が上がるなんて許せない』といった声が聞こえました」

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