著者のコラム一覧
高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

米国主導時代の終焉を見せつけた「G7サミットの形骸化」

公開日: 更新日:

 起源は、いわゆるブレトン・ウッズ体制の礎となった1934年の金本位制の停止にすべきか。あるいは45年の戦後史のスタートか。いずれにしても、70~80年続いた米国主導の時代は終わったのだ。

 先日のイタリア・タオルミナのG7サミットは、その現実をまざまざと見せつけた。戦後の… 

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