退職金は5361万円 セクハラ福田淳一次官の優雅な豪邸生活
こういうのを「盗人に追い銭」というのだろう。
セクハラ問題で辞意を表明した財務省の福田淳一事務次官(58)。19日未明、被害女性がテレビ朝日の記者だったことが判明したが、福田氏は「(テレ朝の会見は)一部しかとってないでしょ。向こうがお話しになっているところをとってないんで。全体を見てくれと前から申し上げているのに、全体を申し上げればそういうものに該当しないっていうのは分かるはず」とあくまでもセクハラを否定。辞任理由については「仕事にならなくなっているから」と他人のせいだと言わんばかりだ。反省のそぶりもない。
しかも多額の退職金を手にする予定だ。財務省秘書課によると、福田氏は月給117万5000円で勤続36年のため、退職金の基本額は4789万5232円。これに最高レベルの役職調整額572万4000円が加算されて合計5361万9232円となる。この金額が退職日から1カ月以内に一括で支給されるのだ。念のため言うと、国税庁長官を辞任した同期の佐川宣寿氏の退職金は4999万円だ。
一方、福田氏には借入金もある。今回のセクハラ報道で、福田氏が自宅から出勤する光景が何度も報じられた。登記をみると、東京・目黒区にあるこの一戸建ては地上3階、総床面積135平方メートルの“立派な家”。福田氏はこの土地を2010年に購入。同年10月、福田氏は土地を担保に2800万円を、翌11年2月には3000万円を金融機関から借り入れている。合計5800万円だ。