見向きもされなくなった地震予知 安倍政権の不都合な真実

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 どのツラ下げて言っているのか。呆れた国民も少なくないだろう。

 自民党総裁選の共同記者会見で、近年、多発する災害に対して「緊急対策を3年間集中で講じ、安心できる強靱な日本を作る」とブチ上げた安倍首相。最大震度7を観測した北海道胆振東部地震について「被災地の皆さまが一日も早く、安心して暮らせる生活を取り戻すことができるよう、政府が一丸となって総力を挙げて取り組む」と強調していたが、本気で総力を挙げて取り組む気があるなら、ロシア訪問の中止は言うまでもないし、総裁選だって投開票日程を延期するのが当然だ。

 くしくも、総裁選が告示された7日付の産経新聞は、地震災害によって石破茂元幹事長との討論会やテレビ出演が先送りされたことに触れ、安倍陣営から〈「不謹慎だが、選挙戦にはプラスになった」(閣僚経験者)との見方が広がっている〉と報じていた。要するに安倍にとって、台風や大地震などの災害は政治利用のための“材料”としか映っていないのだろう。国民生活にどれだけ影響が出ようが知ったこっちゃないのだ。

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