受験生に実害 TOEICがポンコツ英語民間試験から離脱の衝撃

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 センター試験に代わって2020年度から始まる大学入学共通テストの英語民間試験。TOEICを運営する「国際ビジネスコミュニケーション協会」は2日、参加を取り下げることを発表した。

 英語民間試験は制度上の欠陥が多く、公正性・公平性が確保されていないことから、高校生や保護者、学校関係者に不安が広がっている。実施団体まで離脱するに至り、大きな衝撃が走っている。これで実施団体は6つになった。

「運営など当初予定していたものよりかなり複雑になることが分かった。来年4月実施を考えるともうリミット。このタイミングでの発表になった」(同協会広報)と説明した。「運営が大変なのは他の団体も同じ。できれば降りたいと漏らす団体関係者もいるが、文科省の手前、降りられない」(大学関係者)という。

 柴山昌彦文科相は2日の会見で「今後、受験生が不利益を被ることのないようにしたい」と語ったが、TOEICで準備してきた受験生には実害が生じている。先月、英語民間試験の利用中止を求める国会請願を行った京都工芸繊維大の羽藤由美教授が憤る。

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