モラー氏 トランプ退任後に“ロシア疑惑”訴追の可能性も

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 トランプ米大統領は、退任後に訴追される可能性もある--。トランプ政権のロシア疑惑捜査を指揮したモラー元特別検察官が24日、下院司法委員会の公聴会で証言を行い、こうした認識を示した。捜査終結後、モラー氏の議会証言は初めてだ。

 モラー氏は民主党のナドラー委員長の質問に答える形で、4月に発表した捜査報告書がトランプ大統領の司法妨害の疑いに関し、潔白を意味するものではないとの認識を改めて表明。そしてトランプが大統領退任後に司法妨害罪で訴追されることはあり得るかとの質問に「その通りだ」と肯定した。

 モラー氏は、トランプの司法妨害の疑いについて、現職大統領を訴追しない司法省の慣例に従い「罪を犯したかどうかの判断を見送った」と語った。

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