小泉ポエム大臣に呆れ声 ゴミ袋感謝に“便乗”で底が割れた
新型コロナの感染拡大以降、すっかり影が薄い小泉進次郎環境相。28日の記者会見が久しぶりのニュースになった。「コロナ感染のリスクにさらされながら仕事をするゴミ収集作業員に感謝のメッセージを」と自らゴミ袋を掲げて提案したのだ。
ゴミ収集を巡っては、神戸市で作業員7人のクラスター感染が発生し、一部事業所を閉鎖する事態が起きている。マスクなど廃棄物からの感染の恐れに加え、外出自粛に伴うゴミ量の急増で現場への負担も重くなっている。そうした危険と隣り合わせの作業員に、各地で感謝の手紙が届けられていて、進次郎氏はそれに“便乗”した形だ。
■芸能人や小学生じゃあるまいし
もちろん感謝の気持ちは大事だし、進次郎氏の提案は否定されるものではないが、芸能人じゃあるまいし、大臣なら他にやるべきことがあるのではないか。ネット上には<作業員が求めているのはこれじゃない。十分な装備と人的な支援、そして付加的な手当だと思う><小学生の寄せ書きや入院したお友達に皆でお手紙書こうじゃないんだから>などと呆れる声があふれた。