高市氏“卑怯にやる”宣言か「国会で議論してても全ての方が見ていらっしゃるわけじゃございません」
「国会でずっーと議論してても、全ての方が見ていらっしゃるわけじゃございません。」(高市早苗政調会長・自民党)
これは自民党の高市政調会長が、10日、NHK「日曜討論」に出たときの発言だ。同日の「デイリー」に、「高市早苗氏vs共産田村智子氏『日曜討論』激突 速攻解散批判に『国会でずっーと議論しても』」という記事があって、まさか本当にそんなことを高市さんはいったのかと思い、録画した番組を確認したらマジでそう言っていた。
この人、自民党の政調会長。自民党の政策を取りまとめる責任者。その際、少しでも国民に理解してもらって、などという考えはないようだ。うーん、堂々と卑怯にやる宣言か。
そもそもどうして高市さんの発言が引き出されたかというと、その前に共産党の田村智子政策委員長が、バタバタと決まった衆院解散について、
「国会の中で議論してから選挙を迎えるべきです。(中略)論戦をやってから選挙をやるのは当たり前のこと。それを選挙公約に盛り込みましたでは、あまりに無責任なやり方だと言わざるを得ない」