ドジャース山本由伸の足を引っ張る大谷翔平の援護不足…登板試合に限って打撃振るわず
ドジャース・山本由伸(27)が日本時間19日、11勝目をかけて敵地コロラド州デンバーでのロッキーズ戦に登板。
前回12日のエンゼルス戦では4回3分の2をキャリアワーストの6失点でKОされ、約1カ月ぶりの黒星(8敗目)を喫した。完全な自滅だったが、今季の山本は打線の援護が極端に少ないのも事実だ。
1試合あたりの援護点(RS)2.98は規定投球回数に達しているナ・リーグの先発投手26人のうち、最少。25位のパイレーツ・スキーンズ(3.22)とも差が開いている。
ドジャースの他の先発と比べても歴然。カーショー(6.06)、シーハン(4.88)、スネル(5.76)、グラスノー(3.79)はいずれも3点以上の援護を受けており、右肘手術から投手に復帰し、登板試合数(9)、イニング数(23回3分の1)が少ない大谷ですらRSは5.84だ。
ドジャースは総本塁打(185)、総得点(640)ともナ・リーグトップ。メジャーを代表する強力打線は山本の登板時に限って振るわないが、中でも大谷の成績はイマイチだ。