著者のコラム一覧
田中秀征元経済企画庁長官

1940年、長野県生まれ。東大文学部西洋史学科、北大法学部卒業。83年、衆院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。細川政権で首相特別補佐、第1次橋本内閣で国務大臣・経済企画庁長官。福山大学教授を経て現在客員教授。「自民党本流と保守本流」「平成史への証言」「新装復刻 自民党解体論」「小選挙区制の弊害」など著書多数。

首相談話の意義(3)新党さきがけの理念

公開日: 更新日:
新党「さきがけ」結党会見(C)日刊ゲンダイ

■混迷する自民党

 1991年11月、宮沢喜一内閣が発足すると、私は経済企画庁政務次官として政府の末席に加わった。長年練り上げた生活大国構想を経済計画として世に出す手伝いをする。数十回開かれた部会や小委員会に休まずに出席した。

 しかしバブルははじけ経済は大混乱に突入… 

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【連載】田中秀征 政界回想寸話

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