オートバイと衝突事故を起こした大竹まことの復帰

公開日: 更新日:

 だが、警察はそれを否定した。飲酒運転もしておらず、目撃者の話では大竹は青信号で交差点を通過していたという。所轄署は「大竹さんは事故後の対応もしっかりしていたし、事故の当事者としてするべきことはすべてやっていた」という見解だった。

 しかも、被害者の親族からもテレビ局に「(大竹さんの)芸能活動を再開させて欲しい」という連絡が入る。死亡男性の母親は「大竹さんには良くしていただいて恨みなど何も思っていません」とも語った。

 そんな中で大竹の復帰は早まった。事故の約2週間後の23日、バラエティー番組の収録で久しぶりに公の前に姿を現し、会見を開いた。事故後2日間はショックで飲み食いできなかったというやつれた沈痛な顔、か細い声で時折、涙を流しながら、「バイクに乗っていた男性には心からご冥福をお祈りするとともに、ご同乗の女性には、一日も早い回復を願っています」と深く頭を下げた。

 そして、「ボクの仕事は横から出てきて(他人を)なぎ倒す仕事。これからどう頑張ればいいのかわからない」と気落ちした表情で語った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋