オートバイと衝突事故を起こした大竹まことの復帰

公開日: 更新日:

 大竹は小劇場系の俳優を経て、79年に斉木しげる、きたろうとコントグループ「シティボーイズ」を結成。いかつい印象で、番組中に暴言を吐いたり、セットを破壊したり、暴力を振るうアナーキーなキャラクターが売りの人気者だ。

 しかし、素の大竹は気が小さく、知人らによれば「人一倍責任感の強い、根が真面目な男」だという。この時は落ち度のないもらい事故。それでも、誠意を尽くす姿に幸いにも関係者は寛容だった。

◇1996年8月 4日、渥美清が転移性肺がんのため死去。68歳。16日、沢村貞子が心不全で死去。87歳。25日、オートレーサーを目指していた元SMAPの森且行が訓練中、バイクがフェンスに激突。左股関節脱臼骨折の重傷。29日、薬害エイズ事件で東京地検が業務上過失致死容疑で安部英元帝京大学副学長を逮捕。起訴されるも無罪判決。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋