BPO見解と同日発表の謎…フジ「いいとも!」終了で“まゆゆ蹴り”批判隠しか

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<「偶然の話。狙った事実はありません」>

 22日、突然発表された「笑っていいとも!」(フジテレビ)の3月末での打ち切り。生放送中にタモリ(68)の口から語られた衝撃の事実は、各メディアが大々的に取り上げた。

 通例なら帯番組の終了発表は3カ月前だが、今回はそれより2カ月も早いタイミング。87年からレギュラー出演し番組に貢献した笑福亭鶴瓶と、後継番組の司会が噂されている中居正広。一部では、この2人が出演可能だった同日が発表日として選ばれたようだと報じられたが、複数の業界筋から聞こえてくるのは別の理由。「BPOで審議入りしていた『27時間テレビ』への“沙汰”が関わっている」との声だ。

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 今年8月3~4日放送の「FNS27時間テレビ 女子力全開2013」。その「生爆裂お父さん」コーナーで、加藤浩次がAKB48の渡辺麻友の頭を蹴飛ばしたことが放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会で9月に審議入り。今月15日までにフジを交えた意見交換が行われていた。BPOの見解を示した「委員会の考え」が公表されたのが22日。偶然か意図的か、「いいとも」打ち切り発表と同日だったため、BPOからフジへの強烈なダメ出しをメディアが大きく報じることはなかったのだ。

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