倉持明日香さんが元AKB48「チームB」キャプテンを決意したヤクルト古田敦也さんからのアドバイス

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倉持明日香さん(タレント、元AKB48/36歳)

 元AKB48の倉持明日香さんのターニングポイントは“卒業”を考えていた時期の初めてのチームキャプテン就任。あの名捕手からのアドバイスで自分が変われたという。

 高校時代は歯科衛生士を目ざしていましたが、進路の提出をする時に「やっぱり芸能界に入りたい」と思い、高3の春にAKB48のオーディションを受けたんです。合格して研究生のステージデビューが7月1日と決まりましたが、学校は芸能活動禁止。それで「AKBを取るか、退学するか」の2択に。

 ここが最初のターニングポイントでした。AKBの方はレッスンの開始日も決まっているから延ばせず、「やるか、辞退するか」をすぐ決めなければならない。私としてはオーディションに落ちたら二度と芸能界は目ざさないと母親と約束していましたから、辞退はしたくない。でも、卒業まで半年なので、父親は大反対。母と兄が父を説得してくれて転校する形を取り、デビューしました。

 でも、私が第1回研究生で入った2007年当時はAKB48はまだ世間に認知されていませんでした。電器屋さんでのイベントの時、MCの方に「アキバよんじゅうはちのみなさんでーす」と紹介されましたから。

 毎日午前10時からレッスンが始まり、終わりが夜。実家が横浜なので通いでしたが、あれだけ反対していた父親が「少しでも休めるように」と行きも帰りも車で送ってくれました。劇場公演も集合場所まで送ってくれて父親には一番助けられました。

 仕事とレッスンをこなすのが精いっぱいの日々。しかも、正規メンバーではないし、当時はまだ昇格システムが作られてなくて、野球でいう育成枠みたいな立場といえばいいかな、いつ辞めさせられるかわからない。オーディションして入れたのはいいけど、研究生をどうするかは決まってなかったみたい。だから、正規の先輩が休んだポジションを埋める形でした。

 8年間在籍した中でターニングポイントになったのは初めてリーダーになった時。

 細かい話になりますが、それまでいたチームKではリーダーだった大島優子ちゃんが忙し過ぎて劇場に全然出られなくて、優子ちゃんからは「倉持、頼んだよ」と言われていました。だから、チーム内のことは優子ちゃんにマメに連絡していたんです。

 優子ちゃんが卒業を決めたことを私に伝えてくれた時「私も卒業しよう」と決めました。尊敬する先輩でしたし、「私もやり切ったんじゃないか」と思えたから。

 そしたら、その頃の大組閣祭りというイベントで、それまでAとKしか入ったことのない私がチームBのキャプテンで名前を呼ばれて。客席からステージに上がり、「新キャプテンの倉持さん、意気込みお願いします」と聞かれ、「どうしようどうしよう、ここで卒業すると発表できないよな」といろいろ考えて(笑)。

 並んだメンバーを見ると、まゆちゃん(渡辺麻友)、ゆきりん(柏木由紀)はチーム変更などを経験していたけど、初めての後輩は不安で泣いてる子もいたんです。「この子たちを成長させて独り立ちさせなきゃ!」と思うと、まだ卒業できないと考え直しました。

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