著者のコラム一覧
木村誠教育ジャーナリスト

教育ジャーナリスト。1944年、神奈川県茅ケ崎市生まれ。早稲田大学政経学部卒。学習研究社で「高校コース」「大学進学ジャーナル」編集部を経て、同誌編集長。著書に「沈む大学 伸びる大学」「大学大倒産時代」(ともに朝日新書)など。

(1)京大や阪大も導入決定 増加する「理系女子」枠は総合型選抜や学校推薦型選抜に多い

公開日: 更新日:

大学受験トレンド編(1)

 2026年度の大学受験シーズンに突入した。近年、年内入試の拡大、総合型・学校推薦型選抜、学部再編や定員調整の動きなど、受験の「常識」は確実に変わりつつある。受験生と親が押さえておきたい大学受験の最新トレンドを紹介する。

  ◇  ◇  ◇

 最近増加している理工系学部の「女子枠」は、総合型選抜や学校推薦型選抜などに多く設けられている。2026年度入試でも、西日本の有力大学である京都大理学部と工学部、大阪大基礎工学部や、広島大などの「理工系学部女子枠」導入決定は、他大学に与える影響力が大きい。ただ、すべて総合型選抜や学校推薦型選抜である。

 ちなみに女子枠の募集人数が多いのが東京科学大(24年10月に東京工業大と東京医科歯科大が統合)で、150人にのぼり、それだけに志願者も多く国立大学では志願倍率でトップクラスだ。名古屋大や女子枠に伝統のある名古屋工業大などとともに人気が高い大学になった。今後は、横浜国立大、九州大、三重大などが実施を予定している。

 私立大は、新設では青山学院大理工学部の総合型選抜「理工系女子特別入学者選抜」が注目されている。理工学分野への高い関心と意欲を持ち、一定の基礎学力を備え、将来の目標や学びのプランが明確で、論理的思考力や判断力、表現力に優れた女子学生を対象とする。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  2. 2

    “激ヤバ”高市チルドレン門寛子議員が大炎上! 国会前ペンライトデモを「ごっこ遊び」と揶揄・嘲笑

  3. 3

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 4

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 5

    やはり万博EVバスは現場でも悪評ふんぷんの“いわく付き”だった…販売元が負債57億円で再生法申請

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 8

    巨人・坂本勇人「二軍落ち」のXデー…代打もムリで「そのまま引退」にも現実味

  4. 9

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  5. 10

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説