覚醒剤で逮捕、JAYWALK脱退…中村耕一の「3年半」

公開日: 更新日:

「何も言えなくて…夏」のヒットで知られるロックバンドのJAYWALK。そのボーカルだった中村耕一さん(62)が3年前、覚醒剤所持で逮捕されたニュースはファンに衝撃を与えた。結果、バンド結成30周年の記念イベントはすべて中止になってしまったが、当然、中村さんは表舞台から消えた。さて、今どうしているのか。


 10年3月9日に覚醒剤所持で逮捕された中村さんは「留置されたまま反省したい」と保釈申請を断り、5月、懲役2年、執行猶予4年の判決を受けた。そして、その後はパートナーのタレント、矢野きよ実さんと18歳の長男とともに名古屋で更生生活を送っていた。

大勢の人がいるところには極力出ないようにしてました。事件を起こした人間が楽しそうに外出してるのを見たら、みなさん、いい気持ちはしないだろうと思いましてね。音楽もやめるつもりでした。でも、求人誌を見ても、音楽しかやってこなかったボクみたいな人間ができる仕事は、正直、ほとんどないんですよ」

 11年3月10日にJAYWALK脱退を正式に表明。その翌日に東日本大震災が起き、1カ月後、ボランティアで石巻の被災地に向かった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋