紅白のジンクス…北島三郎「まつり」の翌年は政界が“祭り状態”

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「おお~とこ~は~」と力強く伸びやかに歌う「まつり」。北島三郎(77)は、1984年にリリースした名曲で、最後となる紅白歌合戦の大トリを飾る見込みだ。

 本人とNHKがともに望んだ楽曲。今年のフィナーレは涙、涙となりそうだが、実は、サブちゃんの「まつり」で幕を閉じた翌年は、永田町が“祭り状態”で大揺れになる。そんなジンクスがあるのだ。

 都合50回の出場で、北島が「まつり」を歌ったのは計5回。うち、93年、99年、2006年、09年の4回で大トリを務めている。はたして、その翌年はどうだったか。

 94年は、非自民連立で55年体制に終止符を打った細川政権が倒れた。当時の細川首相は、佐川急便をめぐる金銭スキャンダルで退陣を余儀なくされた。後を引き継いだ羽田内閣も短命に終わり、6月には自社さ連立による村山政権が誕生している。

 2000年は小渕首相が脳梗塞で緊急入院し、そのまま帰らぬ人となった。「5人組」がホテルの密室で森後継を決定したが、失言を連発して政権はダッチロール。また、年末には、世田谷一家殺害事件が発生した。

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