歌も演技もヘタでいい? 芸能界に「壇蜜」という新ジャンル

公開日: 更新日:

「女優ではなかなかいないタイプ。『半沢』の愛人役も下手だったけど、自分の雰囲気はしっかり出したうえで役を演じている。役とどうマッチするか予測がつかないから、演出家や監督は“壇蜜をどう料理しよう”と考えさせられて、心をくすぐられる。それでいて、弱々しくて幸が薄そうで、どこか危なっかしい雰囲気があるから“助けてあげたい”という衝動に駆られる。それも壇蜜の色だから、そこらへんの女優よりも味があって、ある意味演技がうまいともいえる。これから女優として花が咲くと思います。NHKの大河ドラマにも出演するかもしれない。高倉健水谷豊のように、目で見なくても声だけでその俳優だと分かる演者はアリですからね。今年一番良かった女優を挙げろと言われたら、米倉涼子と壇蜜です」

 自ら「壇蜜」というジャンルを確立させてしまった“エッチなお姉さん”。さすがは遅咲き33歳、奥が深い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」