歌も演技もヘタでいい? 芸能界に「壇蜜」という新ジャンル

公開日: 更新日:

「今日はスタイリストさん、マネジャーさん、うちの専務とプレゼント交換をする予定になってます」

 24日のクリスマスイブ。アニメ「ごはんかいじゅうパップ」コラボ発表会見に登場した壇蜜(33)は、クリスマスの予定を聞かれてため息交じりに答えた。このアニメでは声優と挿入歌を担当。歌といえば、4日に生放送された「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)で谷村新司(65)とのデュエットで披露した生歌が「放送事故だ」と話題になった。本人も傷が深いのか、「今回の歌は合いの手程度。科学の力で何とかしてもらいました。『FNS歌謡祭』では深手を負ったので、みなさんの心遣いが傷口にしみました」とつぶやいた。

「消えるのも時間の問題」といわれながら、本業のグラビア以外にタレント、女優、コラムニストなどいろいろな顔を見せている。露出は増え続け、CMは今年だけで6本に。ドラマ「半沢直樹」(TBS系)では社長の愛人役を演じた。

「演技が大根」だと物議を醸すこともあったが、仕事は減らず、快進撃は止まらない。「歌や演技が下手でも、その絶妙な素人っぽさがいい」と話すのは芸能評論家の肥留間正明氏だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」