週末夕方に15%高視聴率 「人生の楽園」人気の秘密は?

公開日: 更新日:

「今週は何かいいことありましたか? 私ね、思うんですよ。人生には楽園が必要だってね」という呼びかけで始まる「人生の楽園」(テレビ朝日系、土曜18時)。2000年10月にスタートというから、14年も続く長寿番組だ。

 初代ナレーターはいかりや長介&伊藤蘭。いかりやの後を西田敏行、伊藤の後を菊池桃子が引き継ぎ、現在に至る。視聴者に語りかけるような味のあるナレーションが番組を盛り上げる。

 土曜18時台は天気によっても季節によっても在宅率が左右される。しかし、「人生の楽園」は常時10~12%、時には15%の視聴率を獲得する隠れた名番組で、最近では視聴率の週間ランキングにも顔を出すほど。

■西田&桃子のほんわかコンビに注目

 都会で仕事をしていた人間がリタイアし、念願かなって田舎暮らしを始める。その暮らしぶりに密着取材するドキュメンタリーで、そこに出てくる人たちはみんな表情が生き生きとし、いい笑顔を見せる。

 彼らが接する地元の人たちはだれもが親切で畑のやり方を教えてくれたり、収穫した野菜をくれたり。何かと面倒を見てくれる。隣は何をする人ぞの都会とは大違いで触れ合う人間はみんな温かく優しい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾