変態仮面から花子の夫役まで…鈴木亮平の“気迫”に絶賛の声

公開日: 更新日:

 計算上は国民の4人に1人が見ているNHKの連続テレビ小説「花子とアン」。あの「あまちゃん」を超えるブームになりつつある。

 ヒロインの「花子」を演じる吉高由里子はもちろん、脇役陣にも注目が集まっていて、先日、花子と結婚式を挙げた夫役の鈴木亮平(31)も、人気はうなぎ上りらしい。

 先日、電車に乗っていたら、「村岡印刷さんですよね?」と声をかけられたんだとか。鈴木は「村岡印刷の御曹司」を演じている。

 そんな鈴木のブレークのきっかけになったのが昨年4月に公開され、国内外でカルト人気を博した異色の映画「HK/変態仮面」女性のパンティーをかぶることで変身する“正義のヒーロー”だ。

 公開当時に「一番笑えた映画」と日刊ゲンダイ本紙で絶賛していた映画批評家の前田有一氏がこう言う。

「変態仮面はパンティーをかぶり、ブリーフに網タイツ姿です。それを堂々と演じた鈴木には、どんな役でもやってやるという気迫すら感じました。変態仮面ができるなら、“タブー”はない。どんな監督にとっても使いやすい、使ってみたい役者のひとりだと思います。東京外語大卒のインテリなのに、鍛え上げられた肉体美も持ち合わせている。確かに、『花子とアン』はあまりに対照的ですが、ひとつのカラーに染まることなく、どんどんいろんな役に挑戦していってほしいですね」

 すでに来月、2本の出演映画の公開が予定されている。変態仮面から御曹司まで演じられる鈴木から目が話せない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした