24時間テレビ司会をつかんだ 日テレ水卜アナの「営業力」

公開日: 更新日:

「昨年は先輩の桝太一アナに譲ったが、本人はやる気マンマンになっていた」(番組制作スタッフ)

 日本テレビのアナウンサー、水卜麻美(27)が同局の看板番組「24時間テレビ」(30日放送)で初の総合司会を務める。2年越しで射止めた役。HPの自己紹介欄で「自分でも驚くほどプラス思考」と分析しているだけに、プレッシャーも何のソノだろう。

 カトパンからミトちゃんへ――。毎年恒例の「好きな女子アナランキング」でフジテレビ加藤綾子アナのV3を阻止し、ナンバーワンに輝いた人気アナだ。ブレークのきっかけは、平日昼の情報番組「ヒルナンデス!」。入社2年目の若葉マークにして、メーンMCを務める南原清隆のアシスタントに抜擢された。人気帯番組のレギュラーは絶大でお茶の間に顔と名前を印象づけたが、実は“外れ1位”である。最有力はほかの女子アナだった。

「当時人気を博していた西尾由佳理アナです。でも彼女はすでに退社の意志が固くノー。西尾に代わる人材は見当たらず、イチかバチかで水卜の起用に決まったと聞いています。局内の飲み会に積極的に顔を出すタイプで、誰とでも親しくしゃべれる。それで関係者の目に留まった。本人にしてみれば、営業している気なんてさらさらなかったのでしょうが、宴会での様子が“使ってみたい”と思わせたらしい。多くの人に親しまれる売れっ子アナウンサーの素質を持っていたわけです」(日テレ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  5. 5

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  1. 6

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  2. 7

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?

  5. 10

    松本人志を口火に永野芽郁にフワちゃん…“やらかし芸能人”続々復活の11月 3人の間で地上波復帰レース勃発の奇観

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性