懐かしのGS「ザ・ゴールデン・カップス」エディ藩さんは今

公開日: 更新日:

 60年代後半のグループサウンズ(GS)ブーム。タイガースやテンプターズなどとともに、このグループも忘れられない。「長い髪の少女」が懐かしいザ・ゴールデン・カップスだ。イケメンのエディ藩さん(67)はリードギターとして女の子の心をわし掴みした。今どうしているのか――。

「25日まで横浜高島屋の8階ギャラリーで『ザ・ゴールデン・カップスの時代展』をやってましてね。内容的にはボクらの昔の写真や映像に加え、楽器やポスター、パンフレットを展示し、60年代の横浜や本牧を振り返る、って感じでしょうか。13日のオープニングまでは準備に大忙しだったけど、正直、こんな形でカップスが取り上げられるとは思ってもいなかったよ、ハハハ」

 横浜は山下町の自宅で会ったエディさん、こう言ってほほ笑んだ。もちろん、カップスの原点の本牧は目と鼻の先だ。

「本牧1丁目の『ゴールデンカップ』。今はレストランバーだけど、昔はベトナム帰りの米兵やナポレオン族って呼ばれた若い連中が出入りするクラブだった。ここでカップスの前身である『平尾時宗とザ・グループ&アイ』ってバンドで毎晩、ガレージロックやR&Bを演奏してたわけ。今回、この店の様子も再現されている。当時の本牧を知る人にとっては、たまらなく懐かしいんじゃないかな」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ