「アラジン」元リーダー高原兄さんは地元富山で“三足の草鞋”

公開日: 更新日:

「ウチは社員15人ほどの典型的な中小企業ですよ。当社だけじゃないだろうけど、この不景気ですから、苦労の方が多い。資金繰りが苦しく、社員のボーナスをカットせざるを得なかったときが一番苦しかったですね。今も自分が社長を継いでよかったのか、自問自答する毎日です」

■地元企業のCMソングを多数作曲

 一方、作曲家としては順調らしい。フジテレビ系の「クイズ!ヘキサゴン」から誕生した男3人組“羞恥心”の「羞恥心」、女3人組“Pabo”の「恋のヘキサゴン」などのヒット曲を手掛けている。

「ボクはギャラが安いのに加え、仕事が早くて、いろんな意味で頼みやすいんですよ。日の目を見なかった曲を含めれば、1000曲以上作ってるでしょう。富山に居着いてからは地元企業のコマーシャルソングや社歌、校歌、市歌などの作曲依頼も増えました」

 11年には「高原兄 富山コレクション」と題し、「にっこり富山銀行」「リンリンとやまケイリン」などのCMソング、南砺市の市歌、富山県のイメージソング「きときとの夢」など13曲を収めたCDを発売した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解