「アラジン」元リーダー高原兄さんは地元富山で“三足の草鞋”

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 81年、ヤマハのポプコンと世界歌謡祭のグランプリ曲「完全無欠のロックンローラー」でデビューした“アラジン”。男5人、女4人の大所帯の中で「ノッてるか~い!?」と客席をあおりにあおり、一番目立っていたのが同曲を作詞・作曲した高原兄さん(55歳)だ。今どうしているのか。

 会ったのは来春開通予定の北陸新幹線に向け、急ピッチに工事が進むJR富山駅北口にあるホテルのロビー。直前までKNB(北日本放送)ラジオで仕事をしていたという高原さんから渡された名刺は二つ折りで、片や「作曲家」、片や○○株式会社なる電設会社の「代表取締役社長」とあった。

「電設会社はオヤジが半世紀近く前に創業した会社で、主に配電工事を請け負ってます。2000年にオヤジが亡くなったときも“後を継げ”って遺言はなかったし、ボクもそのつもりはなかったんだけど、古参の社員から“社長をやってくれ”と頼まれましてね。悩んだ末、受けることにしました」

 かくして東京から富山へUターン。社長業と地元のローカルタレントとして活動する道を選んだ。

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