「まっしろ」など5作が一ケタ…“ドラマのTBS”瀕死の重体

公開日: 更新日:

 あまりの酷さに“テレ東に出稿した方がまだマシ”と真顔で騒ぎ出すスポンサーも後を絶たないというから大変だ。他局のドラマ担当の編成マンがTBSの惨敗の理由を解説する

「『美しき罠』は昨年不倫ブームを巻き起こした『昼顔』のパクリ。フジは女性の視点から恋愛や濡れ場を描いたがTBSは男性目線。ヒットするわけがない。『まっしろ』も医療モノならハズレがないという安易さが透ける。このキャストなら当たるだろうと視聴者を甘く見たのが『ウロボロス』と『流星ワゴン』。最近は視聴者もアメリカや海外のハイクオリティーのドラマを見慣れている。キャスティングだけで視聴率が取れる時代ではないんです」

 TBSは「まっしろ」の担当プロデューサーが番組公式ツイッターで「結果において、すべての責任は僕にあります。堀北さんのファンの方に悔しい思いをさせてしまったことについても、率直にお詫びしなければなりません。申し訳ありません」と低視聴率を謝罪する異例の事態に発展。“ドラマのTBS”という自負もプライドもズタズタだろう。

「『半沢直樹』パート2の“神風”を待つしかない……」という内部の声が重篤患者と化したTBSの現状を物語っている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで