ド派手レスラーS・ジニアスさんは隠れた“人気トレーナー”

公開日: 更新日:

 一輪のバラを口にくわえ、“天才”と刺繍されたガウンに身を包み、ワインとグラスがのったトレーを片手にポール・モーリアの「オリーブの首飾り」をバックに入場する。こんなド派手なプロレスラーがいた。“悲しき天才”セッド・ジニアスさん(48)だ。大仁田厚元参議院議員との損害賠償裁判に勝訴したことでも知られる。今どうしているのか。

「別に引退したわけじゃないんです。でも、12年前、平成15年4月27日の試合の場外乱闘で顔面を蹴られてケガをし、休養して以来、リングに上がってないんだから、引退したと思われても無理はありませんよね。ワタシ自身、今のプロレスは学芸会に毛が生えたようなレベルの試合が多く、興味を感じないってこともありますけど」

 品川区内のホテルの喫茶室で会ったセッド・ジニアスさん、まずはこう言った。190センチ、100キロ超の堂々たる体格。威圧感満点だが、話しぶりはいたって紳士的だ。

「ワタシは老若男女を問わず、それぞれのライフスタイルに合ったトレーニングを提唱していて、現在はレスラー志願者や一般人への格闘技指導、女性の護身術レッスン、高齢者の健康指導に当たってます」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態