初の国立大力士・一ノ矢哲博さん 「逸ノ城は丸裸にされる」

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 大相撲九州場所が始まった。話題はモンゴルの怪物・逸ノ城に尽きるが、ところで、国立大学を卒業して力士になった高砂部屋の一ノ矢哲博さん(53歳)。琉球大学理学部在学中に自ら相撲部を創部し、卒業後に入門。身長165センチで新弟子試験に苦労し、07年11月、九州場所を最後に引退してからは物理の知識を生かして6冊の本を著した。今どうしているのか――。

 墨田区本所にある高砂部屋を訪ねると、メガネをかけた一ノ矢さんに迎えられた。

「現役時代から部屋のマネジャーみたいな仕事をしてたんですが、引退すると、親方から正式にマネジャーとして残ってくれと言われましてね。で、後援者の方に礼状を書いたり、相撲のチケットを売ったりと毎日忙しくしてます。浅草に住み、朝7時に部屋に出勤し、夕方6時くらいまで仕事をする。そんな感じでしょうか。最近は海外の旅行者がよく稽古見学に来るし、逸ノ城や遠藤の人気で女性の追っかけファンが増えた。大相撲人気の回復を実感してます」

 一ノ矢さん、こう言ってニッコリ笑った。引退の翌年に医療関係のライターだった匡子さん(47歳)と結婚。公私とも充実している様子だ。

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