北野武映画で開花した”遅咲き”モロ師岡さんの俳優人生

公開日: 更新日:

 それなのにボク、最初の撮影前日の夜、かみさん(女優兼芸人の楠美津香)と飲み過ぎちゃった。で、目が覚めたら、翌朝の7時半。川崎のロケ現場に7時半に来てくださいって言われてたのに。かみさんに怒られて、タクシーを飛ばしました。

 メークして、ノンビリ構えてたら、助監督からメモでセリフを渡されたんです。

「えっ、セリフ、あんの!?」って、急に張り切っちゃった。力入れてやったら、監督がモニターの前でコケてんですよ。助監督に「モロさん、監督が普通にやれって言ってます」ってダメ出しされました(笑い)。

 翌日も朝7時半、翌々日は朝8時半に田町の居酒屋。田町では5行ぐらいある長いセリフをいきなり渡され、え~! って思いながら一生懸命覚えましたね。

 でもね、武さんがボクをそんなによく撮ってくれているとは、わからなかったんです。試写会で見た時も自分の芝居しか目に入らず、「オレのセリフ、力ないのかなあ」とか考えるばっかりで。

■「キッズ・リターン」で映画賞受賞、ヒモ状態から脱出

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」