TAKAHIROが名曲カバーも…懐メロ路線で透けるEXILEの苦境

公開日: 更新日:

 EXILEのTAKAHIROがソロファーストアルバム「the VISIONALUX」(23日発売)で、88年にロックバンド・ZIGGYが大ヒットさせた「GLORIA」をカバーして話題になっている。40代以上には懐かしい楽曲だが、カバー曲発売の裏からはEXILEの苦境がうかがえるという。

「TAKAHIROとツインボーカルを務めるATSUSHIはソロ活動を加速させているため、EXILE自体の人気を“底上げ”し、新たなファンを取り込もうと必死なのです。そこでZIGGYのヒット曲をカバーしたのですが、そんなに安易に新たなファンを取り込めるとは思えない」(レコード会社関係者)

■後輩メンバーの人気に押され…

 EXILEといえば08年から10年と13年に「日本レコード大賞」を4回受賞するなど、日本の音楽史に一時代を築いた。だが、最近は同じ事務所の後輩グループで、昨年のレコ大を獲得した「三代目 J Soul Brothers」、新進気鋭のグループ「GENERATIONS」に人気の面では押されっぱなしだという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」