“イジられキャラ”で人気の前園真聖を変えた「猛省と謙虚」

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 これだけブレークしても、本人はそれを否定する。NOTTVでの自身の冠番組「秘密のゾノ」で社会学者の古市憲寿氏と対談して「僕はイジられることで面白いと言ってもらえるタイプ。自分が面白いことを言うわけじゃない。むしろ自分から面白いことを言おうとしたらダメ」と、現役選手時代からは考えられない謙虚ぶりなのだ。

「自分のことを少しでも偉そうに思わせるような人たちが増えている中で、酔っぱらい暴行事件を“自分はクズだった”と過剰なほど反省している点も好感度の理由ですね。ゲームのCMに出演しているのは、世間の目がもう前園を許していると代理店が判断したから。それでもお酒を解禁しないのは前園自身も今のキャラを“おいしい”と思っているからじゃないですかね」(前出の芸能リポーター)

 イジりはいわば“キラーパス”。それを確実にゴールするのも、ストライカーの実力だ。しかし、それだけじゃまだテレビの世界で「エース」の資格はないことを本人も自覚していることだろう。

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