今度は覚醒剤…元スポーツ選手に急増する引退後の「自己崩壊」

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 またもや、元スポーツ選手の犯罪だ。
 21日、警視庁組織犯罪対策5課は覚醒剤取締法違反の疑いで元Jリーガーの後藤純二(42)を逮捕した。密売人から覚醒剤を購入し、知人の歯科医(同容疑で逮捕)に、0.2グラムを1万円で販売していた。

 後藤容疑者は94~96年に京都パープルサンガ(現京都サンガFC)に所属。J1では96年の開幕戦1試合のみの出場だった。引退後はサッカー教室のコーチなどをしており、03年にも同容疑で逮捕されている。

 この1年だけみても、引退した野球、サッカー選手の犯罪や事件が相次いでいる。去る12日には、06年希望枠で日本ハムに入団し今年から二軍マネジャーを務めていた宮本賢(29)が強姦容疑などで逮捕。10月にはサッカー元日本代表の前園真聖(40)が暴行容疑で、7月にも同じく元日本代表の奥大介(37)が女房への脅迫で逮捕されている。「元プロ野球選手」「元Jリーガー」が事件を起こせば一般人に比べて大きく報じられるものだが、それにしてもちょっと異常だ。

 スポーツライターの工藤健策氏は「後藤の件はJリーグ全体が抱える問題でもある」と言ってこう続ける。

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