女性が共感 “海老蔵ママ”堀越希実子さんに驚異の主婦力

公開日: 更新日:

 中高年に人気で、売り切れ店が続出している話題の本が「成田屋の食卓」(世界文化社)だ。著者は、12代目市川團十郎夫人・市川海老蔵の母、堀越希実子氏。アマゾンのエッセー部門ランキング1位、発売2カ月弱で8刷、5万6000部を発売したというから驚きだ。

 1年間密着し、季節の家庭料理やもてなし料理を撮影。エッセー部分では嫁の小林麻央の第一印象、病気への励ましなどもつづられている。購入者のメーンは30~50代の女性が約4割、50代以上の女性が3割弱、20代が1割弱、男性も購入しているという。

「40年間、毎日料理を作っているリアルさが支持されています。大人数のもてなし料理もありますが、洋食もあり、一般家庭とかけ離れた料理ではないところに共感されています。“家族においしいものを食べさせたい”一心で工夫をされているのが伝わるレシピばかりなのが主婦層の支持を得ているようです。希実子さんは、お姑さんが亡くなられてから嫁いで苦労しただけに、次の世代の麻央さんたちに伝えたいというお気持ちが強かったところも共感を得られたのだと思います」(担当編集者)

 長男・海老蔵のもろもろの事件では一切顔を出さず裏方に徹していた希実子氏。多くを語ることなく家族を支えてきた“エビママ”は今や中高年のカリスマ的存在のようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波