「アフリカから来たランナーたち」泉秀一著

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「アフリカから来たランナーたち」泉秀一著

 正月の「箱根駅伝」では、エース区間の2区で、毎年のように留学生ランナーが驚異的なスピードで日本人選手をごぼう抜きするシーンが繰り返されてきた。その外国籍ランナーの多くは中長距離大国ケニアからの留学生だ。活躍してもスポットライトを浴びることがない彼らを取材したスポーツノンフィクション。

 高校から実業団まで日本で走るケニア人ランナーは150人を超えるという。彼らは、実業団所属ランナーはもちろん、学生であっても金銭を受け取り、仕事として走る「走り屋」なのだという。ケニア人ランナーと日本をつなぐ仲介業者の実態や、有名ランナーの多くが卒業したという「ガル高」の謎など、ケニアに何度も足を運び、知られざるケニア人ランナーたちの実態に迫る。 (文藝春秋 1210円)


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