「生きたい」小林麻央が受けた“局所コントロール”って?

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 歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)の妻で、乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が自身のブログで手術を受けていたことを明かした。一時は「手術もできない状態」といわれていたが、本人はブログで続けて「根治手術ではなく、局所コントロール、QOL(生活の質)のための手術です」と言っている。

 こんな状態で行われる手術とはどんなものか。医学博士の米山公啓氏が言う。

「おそらくリンパ節の一部を取ったんでしょう。放置しておくと、肺や骨以外の臓器にも転移してしまう。しかし、これも大変で、リンパ節は次から次に悪くなっていきますから、1回で終わることはないと思います。本格的手術というより、“症状軽減の一環”ということでしょう」

 妻のブログを受けて、夫の海老蔵も「本当に心の底から手術が出来て良かった」「必ず治ると私、バカだから本当に思っているんです。あはは」と明るくつづった。

 もっとも麻央の病状は深刻で、3日午後のブログで本人が「ステージ4」であることを明かし、主治医との間で「先生、私は治したいんです。奇跡を起こしたいんです!!」(麻央)、「奇跡を起こすには、着実な一歩一歩を踏むことです。それなしに、奇跡は起こりません」(主治医)などのやりとりがあったことも赤裸々に書いていた。今後の治療はどうなるのか。

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